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読書感想

世界史の誕生

finalvent本で知った岡田英弘というモンゴル史が専攻の歴史学者による「世界史の誕生」読了。初めて目にする歴史観で面食らった。まず「歴史」の定義から始まって、世の中に「歴史」というのは中国史と地中海史しかないんだと。で、モンゴル帝国が出現して両…

ミシェル・フーコー

「監獄の誕生」の紹介本。「処刑人サンソン」とちょっと関連するので読んでみた。ダミアン四つ裂き刑の詳細描写が興味深い。「監獄の誕生」って五千円くらいするし、99.9%、数行で挫折するとわかってる本にそこまでは出せないなミシェル・フーコー: 近代を裏…

ツール・ド・フランス

ツール・ド・フランスの歴史と魅力を解説した本だけど、過去の名選手がロクな末路を迎えていないことに複雑な気分。とことん心身を疲弊させるスポーツなんだな。ツール・ド・フランス (講談社現代新書)作者: 山口和幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/06…

ツール・ド・フランス

ツール・ド・フランスの歴史と魅力を解説した本だけど、過去の名選手がロクな末路を迎えていないことに複雑な気分。とことん心身を疲弊させるスポーツなんだな。 ツール・ド・フランス (講談社現代新書)作者: 山口和幸出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/0…

「想いの軌跡」 塩野七生

塩野七生の過去のエッセイをまとめたもの。 塩野七生の作品は大体読んでいるので、特に目新しいところはなかったけど、おカネの事についていろいろ書かれているのが興味深い。まずは前書きで著者の作品が高価な理由についてこう記している。 私の著作の値段…